来年1月25日にブリストルで開催予定の冬期勉強会&AGMですが、本日よりアーリーバード参加申し込みを開始します。こちらの締め切りは12月31日で、それまでは参加費が割引になっていますので、どうかこの機会を逃さず早めにお申し込み下さい。
今回の会場はブリストルのEngine Shed(https://engine-shed.co.uk/)という施設で、Temple Meads駅に隣接する大変便利な場所にあります。元々はGreat Western Railway社の事務所や博物館として使われてきましたが、2013年にリニューアルされてコンファレンス&イベントセンターとして現在に至っています。今回の勉強会には幸運にもブルネイが設計したビクトリア調形式の重役会議室をはじめその他のモダンな集会所等全部の施設を貸切で使用できることになりました!
当日の参加受付は9:30開始で10:15まで、ロンドンやその他遠隔地から日帰りも十分可能な時間設定になっています。そして今回のプログラムですが3セッションあり、そのうち一つは通訳・翻訳のセッションの2本立てとなります。まず今回地元ブリストル在住でLPP翻訳賞第一回目の優勝者でもあり、山崎ナオコーラ、窪美澄といった作家作品を翻訳されたポリー・バートン さんが登場し、日本の現在作家作品を翻訳した際の経験を話してくださいます。またそれに続く翻訳のセッションはポーツマス大学で研究をされていて当ネットワークの会員でもある坂本あきこさんが「To accept or not to accept: All you need to know when you are offered post-editing work」というタイトルで機械翻訳及びそのテキストの較正編集作業に関して話をして下さいます。通訳のセッションの方はベテラン通訳者ルイス亜矢さんが専門分野を広げることに関してご自分の経験をもとにアドバイスをして下さいます。
これら午前の部が終了のあとは新年会ランチです。今回ご協力いただくのは地元で串カツを中心とする料理を提供している関西キッチンさんです(http://kansaikitchen.co.uk/)
午後の部は「キャリア戦略」についてのセッションを予定しています。通訳・翻訳それぞれどのようなビジネスの長期計画を立てて実行していくのか、また派生ビジネスへの展開も含めてディスカッション型の1時間を設けたいと思います。その中の一部ではで当ネットワークのメンター制度のコーディネート係であるジェニファー・アレンさんがこのシステムをそういったキャリア展開にどう活用できるかについてアイデアの提起をしてくれます。
これらのセッションの後はAGMが予定されています。そしてそれが終了しましたら今回はチューリッヒ在住の会員アーリン・ リオンズさんによる利き酒の特別セッションを設けています。(ただしこちらはオプション参加で料金も別途かかります)
今回の勉強会に前日から泊まりがけで来られる会員の方のためには前夜祭の企画も進んでいます。会場についてはまた後日ご案内しますが、勉強会当日の25日はお昼に新年ランチを予定していますので、6時に利き酒セッションが終了後、夕食についてはこちらでは特に企画をしません。ただし更なるネットワーキングをご希望の方たちのためにはいくつかオススメのスポットを提案させていただきますので各自声を掛け合ってお出かけください。
今回の勉強会の参加費ですが、アーリーバードで申し込みの場合(12月31日まで)は50ポンドになります。その後の申し込みは60ポンドになります。また非会員はそれぞれ60ポンドと70ポンドになります。また学生割引は半額となります。
それに加え5時からの利き酒セッションに参加を申し込みを希望される方は15ポンドとなります。ただしこのセッションは選りすぐりの酒を手配する関係で数に限りがありますので、出来るだけ早めに予約されることをお勧めします。
参加申し込みをご希望の方は岡田淳子(PDO@j-net.org.uk)までご連絡ください。
最後にクレアと私がCPDの企画を担当するのは今回が最後になります。係になってからこのこの3年間正直大変な時もありましたが、会員の皆さんや素晴らしいゲストスピーカのご協力お陰で振り返ってみると楽しく大変有意義な経験をさせていただきました。今回選んだブリストルは知れば知るほど魅力的な街です。この最後の勉強会も「楽しく、美味しく、為になる」イベントを目指して頑張ります。この歴史豊かでブルネルゆかりの建築物に囲まれた素晴らしい街でネットワーキングを楽しみ、AGMで今後のネットワークに皆さんの意見を反映し、ついでにCPDポイントも稼げるまたとない機会、どうか奮ってご参加下さい!
クレア&淳子